ワンちゃんの認知症 その2
こんにちは。
まだまだ暑い日が続きます。
ワンちゃんの体調の変化はありませんか?
さて、前回に引き続き
認知機能不全症候群 の症状を紹介します。
前回の記事はこちらです。
前回お話しした5つの変化の中から3つ紹介します。
少し細かい話になってしまいますが、認知症を考えるうえでとても大切になってきます。
読み直しながらチェックしてみて下さい。
☆相互反応変化
まわりからの影響によっての変化です。
・以前よりも来訪者や家族、他の動物に対してイライラしたり、怖がったり攻撃するようになった
・近づかれたり挨拶したり、撫でられたりすることに対する興味が減った
・過剰な甘え行動や要求吠えが多くなった
・飼い主さんから離れたときに不安が増えた
・光や音に過敏になったり、怖がるようになった
・新しい場所や外出などを怖がる事が増えた
☆睡眠リズムの変化
・夜間にウロウロと歩く、落ち着きがない、あまり眠らない、目を覚ましている
・夜中に鳴いたり、吠えたりする
・昼間や1日の睡眠時間が長くなる
☆粗相や記憶の変化
・新しいことを覚えにくい、あるいは、既に覚えている言葉や名前への反応が鈍い
・家の中のトイレ以外の場所に排尿や排便をする、トイレのサインがわかりにくくなる
・ワンちゃんの気を引くことが難しくなった、注意散漫で集中力が減った
以上の3つとなります。気になる症状はありましたか?
症状には個体差があります。
読んだだけでは実感がわかないかもしれません。
病院には基準となる認知機能の評価シートがあります。
シートを見ながらお家のワンちゃんと確認してみて下さい。
気になる方は気軽にご相談下さい。
次回は活動性の変化を紹介します。
続きの記事はこちらです。