
大切な家族の予防について
ペットは自分で健康管理をすることができないため、飼い主様による健康管理がとても重要になります。
正しい時期にワクチンを接種をしたり、予防薬を使用することで、恐ろしい感染症を未然に防ぐことができます。
大切な家族にいつまでも元気に過ごしてもらうためには、しっかりとした予防への取り組みが必要です。
フィラリア症・ノミ・ダニ予防
フィラリア症・ノミ・ダニなどの感染予防

蚊が媒介するフィラリア症や外部寄生虫であるノミやダニなどの感染予防も重要です。
過去には、たくさんのワンちゃんの命を奪ったフィラリア症ですが、近年では、見かけることが少なくなりました。お薬の進歩によるものでもありますが、何よりも飼い主様の予防に対する意識向上の成果だと思います。現在の状況をしっかりと維持していくために予防を続けることを大切にしましょう。
また近年では、マダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症)というウイルス性疾患が新しく発見されています。この病気はマダニを媒介して、ペットだけでなく人も感染する可能性のある病気です。さらには、ペットを介して飼い主様への感染も起こしてしまうことがあります。
温暖化の影響により豊田市でも発生が確認されております。
当院ではフィラリアとノミ・マダニを一緒に予防していく方法を勧めています。
※当院では右のカードにより、愛犬のフィラリア予防への健康管理を行っています。
ねこちゃんのフィラリア症予防にも対応しています
最近ではねこちゃんにもフィラリアが感染することがあると言われてきています。ねこちゃんの場合では、フィラリアが心臓だけではなく肺に迷入することによって起こりますが症状はほとんどなく、突然死を起こす場合が多いと考えられています。
当院ではねこちゃんの予防にも対応しておりますので、一度スタッフまでおたずね下さい。
ワクチン

混合ワクチンは、生後50~60日頃に1回目の接種をします。接種したタイミングに従い、その後、1回もしくは2回の追加接種を行います。その後も免疫強化のため年1回の追加接種が必要です。
接種するワクチンの種類や時期は、年齢や生活習慣などにより変わってきます。また、様々な種類の混合ワクチンがございますので、詳しくは当院までご相談ください。
ワクチン接種時の注意

ワクチン接種後はアレルギーの症状に注意が必要です。
接種後は、いつもと違う食事やおやつを与えたり、激しい運動などは控え、なるべく安静に過ごしましょう。
接種の際のお願いです。
ワクチン接種後、もし問題などが起こったときにも対応できるように、当院では午前中のワクチン接種を推奨しています。午後はご自宅で静かに様子を見ていただき、万一何かあれば、再度当院までお越しください。
犬のワクチン
狂犬病ワクチン

狂犬病ワクチンの接種は、法律により義務付けられています。
生後91日後の犬は、生涯1回の保健所や役所への登録と、年1回のワクチン接種が必要です。
ワクチン接種の際に受け取った鑑札・注射済票は、必ず首輪などにつけましょう。迷子札の代わりにもなります。
また、登録内容に変更があった場合には、必ずお住まいの市町村の役所へ届出をしてください。
豊田市動物愛護センター: 0565-42-2533
混合ワクチン
わんちゃんの健康を守る混合ワクチンには、ジステンパーやパルボウイルス、レプトスピラなど、いくつかの種類があります。子犬の時期は3回、1歳以上の犬は年1回の接種を推奨しています。
感染症
死亡率の高い恐ろしい病気です。心筋型と腸炎型があります。
発熱・下痢・麻痺症状などを引き起こします。1歳以下の子犬に多く見られます。
感染症
風邪に似た症状が表れる呼吸器病です。
他の病原体と合併症を起こすことがあります。
感染病
腸炎による下痢や嘔吐を引き起こします。
パルボウイルスとの混合感染もあるため、特に注意が必要です。
(2型)
感染症
高熱や肺炎・扁桃炎などを引き起こします。呼吸器の病気です。
肝炎の症状と共に、目が青白く濁るなどの症状も表れます。
腎臓や胃腸が冒される病気です。黄疸出血型では、歯肉から血が出たり黄疸が出たりします。カニコーラ型では、嘔吐や下痢症状が表れます。
人間にも伝染する可能性があり、特に注意が必要です。
猫のワクチン

感染症から猫を守る3種混合ワクチン(ヘルペスウイルス、カリシウイルス、パルボウイルス)は、すべての猫に接種することを推奨しています。子猫の時期は年に2回、1歳以上の猫は年1回です。
その他に、猫白血病ウイルス感染症(FeLV)、猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ、FIV)のワクチンがありますが、こちらの接種についてはご相談ください。
パルボウイルスの一種によるウイルス感染によって引き起こされる病気です。
白血球が減少し、食欲低下と嘔吐・下痢・脱水症状を引き起こします。猫伝染性腸炎とも呼ばれます。
風邪のような症状の呼吸器の病気です。ヘルペスウイルスによる猫ウイルス性鼻気管炎と、カリシウイルスによる猫カリシウイルス感染症があります。
感染猫の唾液や鼻汁などから接触感染するウイルスです。
白血病や貧血、免疫力低下、リンパ腫、流産、腎臓病など様々な病気を併発します。
健康診断

元気に長生きするポイントは、健康検査による疾患の早期発見です。
わんちゃん・ねこちゃんはも人と同じように、年齢を重ねるに連れて、疾患が出てくることがあります。
わんちゃん・ねこちゃんは、生まれて最初の1年で人間でいえば17歳くらいにまで成長し、その後は1年で人間の4歳分、年をとると言われています。
年齢や体調に合わせて定期的な健康診断が大切です。
健康診断は予約制ではありません。
診察時にお声がけいただければ、その時の状態に必要な検査を一緒に考えて実施させていただきます。
- 血液検査や超音波検査等は、ごはんを抜いて連れてきていただけると、食事の影響をなるべく受けずに検査することができます。
- 尿検査・便検査をご希望の場合は、なるべくその日に排泄したものをご持参ください。
健診内容
検査項目によって結果が出るまでの時間は異なりますが、一般的な検査では、来院したその日に結果を確認できる場合がほとんどです。わんちゃんやねこちゃんの採血も、人と同じように静脈から行います。
- 血球計算(貧血、細菌の感染兆候などのチェック)
- 生化学19項目(肝臓や腎臓の数値、コレステロールなどの脂質代謝の異常のチェック)
- 甲状腺ホルモン(甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症のチェック)
など
血圧は、しっぽや手足を使って測定します。興奮や緊張によって、一度の検査で高めの数値が出ることもあるため、必要に応じて後日、再検査を行う場合があります。
尿検査では、以下のような値を確認します。採尿については、ご自宅からご持参いただくか、院内で実施します。
- 尿比重(尿の濃度のチェック)
- 尿蛋白(尿中に蛋白が漏れ出していないかのチェック)
- 尿pH(尿石ができやすい状態かどうかのチェック)
- 沈査(尿結石や種類、膀胱炎の所見がないかのチェック)
X線検査では、体の内部構造を可視化することで、心臓の異常や肺の炎症、腫瘍の存在、消化器系のトラブルなどを確認することができます。 さらに詳しい診断が必要な場合には、造影剤(バリウムなど)を用いた検査を行い、臓器の動きや形状をより精密に調べることも可能です。
レントゲンとは異なり、動的な画像観察が可能です。心臓の拍動や腸の活動など、リアルタイムでの内臓や血流の動きを検査することができます。例えばおなかの中の腫瘍といっても、腫瘍の性質(血管肉腫、腺癌、リンパ腫など)によって予後が大きく変わってきます。超音波検査では、血管侵入の有無や、どの臓器に属しているかなどを確認することができ、手術の必要性や緊急性の判断材料になります。
マイクロチップの装着

動物愛護管理法では、犬や猫などの飼い主様はマイクロチップの装着等を行うべき旨が定められています。
災害時にペットとはぐれてしまった場合、個体識別番号のあるマイクロチップを埋め込んでおくことで、収容施設等で飼い主様を探すことができます。
装着は専用の注射器を使用して行います。年齢に関係なく装着することができますので、一度ご相談ください。
登録についてはこちら:https://reg.mc.env.go.jp
