高齢犬のイボ
ブログ
暖かくなったり寒くなったり、急な雨だったり、最近は天候がコロコロ変わりますね。みなさん体調崩してませんか?
今日は高齢のわんちゃんのイボについて。
トイプードルの小太郎くん、16歳。
高齢になってから体のあちこちにイボが目立つようになりました。
足でひっかいたり、口が届く所を舐めて出血したりします。
高齢犬にできる良性のイボには皮脂腺腫というものがあります。トイプードルやシーズー、ヨーキーなどに多く見られます。
こういった腫瘍はCO2レーザーで蒸散することができます。
小太郎くんには局所麻酔で処置することにしました。
局所麻酔をうちます。
CO2レーザーで蒸散。
縫合しておしまいです。
皮脂腺腫は次から次へとあちこちにできます。
小太郎くんは大人しく処置させてくれるので、実は今回で3回目です。
高齢だと全身麻酔が体の負担になりますが、局所麻酔なら安心です。
ただし、
○数ミリの大きさ
○頭部以外
○良性と思われる腫瘍
の場合が対象です。
とても怖がってしまう場合は軽い鎮静剤を使うこともあります。
イボを舐め壊しちゃう〜とお困りの方はご相談ください。