豊田市でマダニの感染症
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朝晩が少し涼しくなってきました
寒暖差による体調変化はありませんか?
さて、今日はマダニから感染する
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という感染症のお話です
今年の6月12日豊田市内でマダニに噛まれたことが原因とされる人のSFTSの患者さんが確認されました
豊田市では今回が初めてだそうです
人のSFTSは
主にSFTSウイルスを保有するマダニに噛まれることで感染します
症状は、噛まれてから6日~2週間後に、発熱、消化器症状があり、
致死率は10~30パーセントといわれており
2013年に感染症法で第4類感染症に加えられている怖い感染症です
また、人獣共通感染症といい
動物も人も感染が確認されています
件数は少ないですが
わんちゃんよりねこちゃんの方が発症が多く
1年を通してSFTSの発生が確認されています
ではSFTSを予防するにはどうしたら良いでしょうか
予防法は確立されていませんが
マダニに噛まれないように工夫することが大切といわれています
草むらなどに入るときは
長袖、長ズボン、帽子などをを身に着けることで
肌の露出をへらすようにしましょう
また、ねこちゃんのであれば室内飼育を徹底したり
わんちゃんはお散歩時に草むらに近づくのをやめたり
マダニの駆除薬を使って予防していくことが大切です
ねこちゃん、わんちゃんのマダニ予防薬はいろいろな種類があります
詳しい内容は当院でご相談下さい。