きあ成長記録~マイクロチップ編~
皆さん、再び登場します 「きあ」です
最近引き戸であれば自力で開けれるようになってきました
力強く成長してくれたのは良い事ですがお外に出てしまうかもと心配になります
実は前回の試練「去勢手術」の時にもう一つ試練がありました
「マイクロチップ」の装着・登録です
マイクロチップとは
個体識別番号が記録された直径約1.2mm 長さ約10mmの円筒形の電子標識器具です
獣医師が専用のインジェクターで皮下に装着します
装着後、飼い主さんが公益社団法人日本獣医師会に登録をします
数日後、登録完了通知のハガキが届きます
その後、様々な事情ではぐれてしまい保護された場合
専用のリーダー(読み取り機)で番号を確認、データー照会され、連絡といった流れになります
*当院での流れ
➀マイクロチップの装着前に、リーダーで番号を確認します
②肩のあたりに装着します
③リーダーで番号を読み取り、装着の確認をします
④会計時、登録に必要な書類をお渡しします
コンビニ等で登録料を振り込んでいただき、専用封筒で送付していただくか、ネットでの登録申し込みをして下さい
飼い主さんにして頂く重要事項なので赤字にしました
因みに私は郵送を選びました
⓹数週間後、ご登録者宛にハガキが届きます
登録完了です
ハガキは無くさないように保管してください
近年動物愛護法により
・犬猫の繁殖販売業者などにマイクロチップの装着・登録の義務化
・登録を受けた犬猫を所有する飼い主に変更登録の届け出の義務化
・施行前から飼われている犬猫の飼い主はマイクロチップの装着・登録の努力義務
が定められています
マイクロチップは体内に装着するため、痛い思いをさせたり体内に異物を入れるのは可哀想と思う人がいるかもしれません
正直、私もマイクロチップの装着には抵抗がありました
でも、もし迷子になってしまったら、災害時はぐれてしまったら・・・・
洋服や首輪・胴輪・迷子札は取れてしまえば証明するものが無くなってしまいます
ですが、マイクロチップは一度装着すれば一生交換する必要もありません
愛玩動物の身元を証明する半永久的な飼い主との絆になります
飼い主として「きあ」の生涯を考えたとき
このご時世、必要なことと判断して今回マイクロチップの装着を行いました
「きあ」が安心して生活をしている姿をみていると
飼い主として責任をもたなければいけないと再度確認させられますね